■IDを強制編集しよう!
データ保存の法則」の続きのようなものなので
IDの意味がわからない場合は、先にそちらを見て置いてください


その厄介なIDをなんと編集してみようと言う企画です
無論やる時は自己責任でお願いしますね(重要)


用意するもの
・バイナリエディタ
 ラプラスはStirlingを使ってます
 Vector様へ訪れるとすぐに見つかりますが
 別のバイナリエディタでもできます

・RPGツクール3、それを動かす媒体
 無論、プレイステーションの事ですが
 プレイステーション2でもできます
 プレイステーション3はできるかどうかは不明です

・吸い出した「かなで〜る2」のコンバートデータ
 これがないと話になりません

・吸出しツール
 これもないと話になりません
 吸出しツールは、PCツナイデントUSBメモリとるや
 メモリージャグラーUSB、マックスドライブと様々ですが
 マックスドライブはさすがに無理っぽいです(未確認)
 (ここでは、PCツナイデントUSBメモリとるでの説明を前提としています)


できれば用意しておいた方がいいもの
・メモリーカードキャプチャー桜のアプリケーション
 本体は要りません、アプリ「だけ」でいいです
 これは編集した際に壊れてしまったxorコードの修正の時に使うだけです

・もしもの為のメモリーカード(必要に応じて)
 失敗した時の事を考えて
 吸い出す前のデータを別のメモリーカードに入れておきましょう
 プレイステーション2のHDDに保存してもOKですけど……


準備が整いましたら、早速行ってみましょう!
まずはバイナリエディタで、吸い出したデータを除いて見ましょう



わかりやすくする為に、縮小せずにデカデカと貼り付けちゃいました
すみません(−−A

それはどうでもいいとして、このスクリーンショットの「BISLPS-00903KDC〜」のその後の英数字に注目してください
これこそ、IDというものです

これは既に編集済みのデータなので、英数字が入っていますが
本来は、000〜014のどれかになっているはずです

その数字を好きなものへと書き換えてみましょう
文字数が多いと認識できなくなるので、5桁が限度としておいた方がいいでしょう

ラプラスの作成するデータは、いつも「LYxxx」となっています
LYのLはラプラス(LaPlus)の頭文字からですが、Yとはあまり気にしないでいいです(おい

また、英数字と書きましたが、特殊な文字(@とか{とか)は認識できるかどうかわからないので
やめておいた方がいいと思います(保障できないので)


好きな英文字列を記入したら、データを保存して
メモリーカードに戻してRPGツクール3で認識できるかどうかを確認してみましょう
読み込みに失敗するのであれば、吸出し作業からやり直ししましょう
(その為に、別のメモリーカードに吸い出す前のデータを用意した方がいいという事ですね)


読み込みに成功しましたら、それで完了、と言いたいのですが
このままだと、xorコードと呼ばれるものが破損したままです

こういうデータには、xorコードと呼ばれるものがあるようでして
バイナリエディタで編集しちゃうと破壊してしまうようです
そこでそれを修復するのが、「メモリーカードキャプチャー桜」のアプリケーションです
(無論修復機能を持つ最新のバージョンでないとだめですが)

修復方法はとても簡単です
ただ読み込ませた際に、破損しているから修復するか?と尋ねられるので
そこで修復して上書きするだけで修復完了となります


やり方はまだいいのですが、最大の問題は
そのメモリーカードキャプチャー桜のアプリの入手方法です

製作者様のホームページが閉鎖なさっていまして、アプリが手に入らない状態なのですが
幸いにもミラーサイトを置いているサイト様がいました!
(ミラーサイトを置いているサイト様はこちらです → コンテンツを見るとすぐにわかると思います)


xorコードを修復して、本当の意味を持って完了です
これは自分のデータに関してを前提に説明をした訳ですが
無論、他人様のデータもできてしまいます

編集する際には、それをやってもいいのかを確認してから行いましょうね!
(問題が発生してからでは遅いので!)

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