■データ保存の法則
音楽ツクール かなで〜る2にて、コンバートする際の関してです


コンバートする時、よく困る事ってありますよね?
既存のデータが上書きされた!とか
ユーティリティでデータを移動させようとすると
同じ曲ではないのに「同名のデータがある為移動できません」とか
色々不都合があると思います


実は、その原因を作っているのは
音楽ツクール かなで〜る2の独自な仕様のせいなのです

その仕様は一体何なのかと言いますと
コンバートする際、データの番号を認識しているらしく
それを元に特殊な番号が付けられます

しかし、その番号は普通に見る事はできません
バイナリエディタと呼ばれるもので除いてやっと見える、と言うものです
(無論、データをpcへ吸い出さないとならないです)

バイナリエディタでデータを見てみると、こんな風に記述されているのを見かけます

「BISLPS-00903KDCxxx」

↑のxxxに入る数字こそ、その特殊な番号なのです
(この番号の正式名称がわからないので、こちらでは「ID」と呼ばせていただいています)


次にそのIDの制作方法ですが、先程説明したように
コンバート元のデータ番号を元に決めらてしまいます
(例:1番の場合なら、000、2番なら001 と1引いた数字が付けられます)


この変な仕様のせいで、上書きされたり移動できなかったりする原因となっていた訳です
この仕様を知ってしまえば、もう怖くはないと思います(多分

また、手動で強制にIDを変えてしまうと言う手もありますが
その事に関しては、「IDを強制編集しよう!」をご参照下さい

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